労働
だいぶ昔のインターネットでは「働いたら負けかなと思っている」と言っているニートの画像が出回っていた
大学四年生になった今となっては彼の言葉に強く共感できる
確かその画像を初めて見たのは中学生の頃だったように思う
当時の自分にとっては理解不能であった
「ただの甘えだろ」という感情しか湧かなかった
実際甘えではあると思うが、「ただの甘えだろ」という感情しか湧かなかった当時の自分も想像力が足りてなさすぎていたと思う
こういってはなんだが、中学生の時点で、働くことに対して本心から拒否反応を示している人間(=彼の発言に心の底から同調している人間)がいるとすれば、それは結構優秀なんじゃないだろうか
なかなかのリアリストだと思う
中高生の間、時間はたくさんあった
タネをまくための時間は無数にあったはずなのだが、自分の中で「受験で成果を出し、エリートになることこそが最強」という価値観が凝り固まっており、「オベンキョー」以外の勉強に必要性を感じていなかった(かつてはそういう価値観を持っていたというだけであり、決して自分がエリートというわけではなく、学歴厨でもない)
色々と後悔はあるが、後の祭りである
とりあえず自分はサラリーマンとして働くことになるが、ここで過去の反省をふまえて今すべきことは何かと考える
・とりあえず個人として強い人間になること
・想像しているよりも自分が無能で就職先をクビになった場合に備え、リスクヘッジをしておくこと
前者は投資、ブログあたりになるだろうか
投資は元手が必要だし、ブログはただ日記を書き連ねているだけなのでなんとも言えない
ただ先回りして勉強・継続することは重要だと感じている
一方で適当にやってもなんの意味もないので、ある程度の緊張感を持つべきなんだろうなぁとも思う
後者は資格を取る、あたりになるだろうか
とはいえ就職活動って資格というより人間性を見られている印象が強く、資格でなんとかなるようなもんでもない気がする
転職となると話も変わってきそうだが、簡単な資格を取るくらいじゃ意味はないだろう(勉強するという行為そのものに価値があるとは思っているが)
しかし公認会計士のような独占業務があるような資格は「クビになった時に備えて」とれるほどヌルいものではなさそうである
こう書いていくと人生というものはなかなか厳しいということがわかる 甘くねえ
でもあまりにも不安を感じすぎるのも良くないと思っている
結局未来のことなんて何もわからないんだからさ
良い塩梅で人生と向き合いたいものである